DIRECTOR.
太田信吾
1985年生まれ。長野県出身。早稲田大学で哲学を専攻。
自身の引きこもり体験をモチーフに製作した映画『卒業』がIFF2010優秀賞・観客賞を受賞。
友人の自殺に向き合った映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』がYIDFF2013 他12ケ国で公開。
大阪のあいりん地区に住み込み実在する覚醒剤の売人や精神疾患を抱える人たちと作り上げた劇映画「解放区」は2019年テアトル新宿を皮切りに全国ロードショー、キングレコードよりソフト化された。
俳優としてチェルフィッチュを始めとする舞台や映像作品にも出演している。
出演作品:WOWOW「夢を与える」(犬童一心監督)、テレビ東京「東京怪奇酒」 他
コロナウイルスの大流行は、私たちの生活を完全に
変えてしまいました。明確な終わりが見えず、不確
実性に満ちています。
繰り返されるロックダウン、終わりのない隔離、
社会的な距離、リモートワークや学習、24 時間
365 日家にいることが新しい普通になっています。
その結果、孤独、不安、ストレス、うつ病などの
メンタルヘルスの問題に悩む人が増えています。
私たちのプロジェクトは、パンデミック時のメン
タルヘルス対策というまさにそのテーマに取り組
んでおり、多くの人が主人公たち、あるいは少な
くとも映画の中で描かれている状況に共感できる
ものと考えています。